イラストで分かりやすい筋肉図解

筋肉図解:背中

広背筋のイラスト

広背筋-こうはいきん

広背筋は、最も面積の広い筋肉です。背中の中心部分から腰にかけて大きく広がっていて、上腕の骨に繋がっています。腕を体に引き付ける動き、物を引張る動きで強い力を発揮するのは広背筋や大円筋の筋力が必要になります。格闘技や水泳等、腕を引き戻したり、水をかいたりするのに大活躍な広背筋。この広背筋を鍛えると、逆三角形の体を作る事ができます。

ストレッチ方法
  • まっすぐに立ち、両手を体の横に垂らします。
  • 息を吐きながら、ゆっくりと両腕を大きく後ろに回します。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと腕を元の位置に戻します。
  • 10回を2セット行います。
ポイント
  • 肩甲骨を寄せるように意識する。
  • 首や肩に力を入れない。
  • 息を吐きながらゆっくりと腕を回していく。
鍛え方
  • ダンベルを両手に持ち、膝を軽く曲げて前傾姿勢になります。
  • 息を吐きながら、ゆっくりとダンベルを肘を曲げながら引き上げます。
  • 息を吸いながら、ゆっくりとダンベルを元の位置に戻します。
  • 10回を3セット行います。
ポイント
  • 背筋をまっすぐに伸ばす。
  • 肘をしっかりと曲げる。
  • 肩甲骨を寄せるように意識する。
脊柱起立筋のイラスト

脊柱起立筋-せきちゅうきりつきん

脊柱起立筋は背骨から腰骨の方に縦に細長く走っていて、小さな筋肉の集まりでできています。この筋肉は上半身を起こしたり、背筋を伸ばすのに使われます。正しい姿勢を維持する為に背骨を引っ張り、正そうとします。また、スポーツを行う上で、どの動作にも関連があると言っても良いほど、様々な動きをサポートする重要な筋肉になります。

ストレッチ方法
  • 四つん這いになります。
  • 息を吐きながら、ゆっくりと上体を後ろに反らします。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと上体を元の位置に戻します。
  • 10回を2セット行います。
ポイント
  • 背骨をまっすぐに保つ。
  • 首を上げすぎないようにする。
  • 息を吐きながらゆっくりと体を反らしていく。
鍛え方
  • うつ伏せに寝て、額と足を床につきます。
  • 息を吐きながら、ゆっくりと上半身を腰から持ち上げます。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと上体を元の位置に戻します。
  • 10回を3セット行います。
ポイント
  • 腰を反らしすぎないように注意する。
  • お尻を上げないようにする。
  • 背筋をしっかりと伸ばす。
大円筋のイラスト

大円筋-だいえんきん

広い背中を作る上で欠かせないのが大円筋と三角筋。大円筋は背中にある肩甲骨の一番下の部分から上腕骨に付着する筋肉で、上腕の内転をするのに使う筋肉です。腕を後ろに引く時に大円筋が働く事で、肩甲骨が後ろに引かれます。

ストレッチ方法
  • 椅子に座ります。
  • 背筋を伸ばし、片方の腕を大きく後ろに回します。
  • もう片方の手で、肘を後ろから軽く押さえ、胸の方に引き寄せます。
  • 息を吐きながら、ゆっくりと体を後ろに倒します。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと体を元の位置に戻します。
  • 反対側も同様にストレッチします。
ポイント
  • 痛みを感じない程度の力で行う。
  • ゆっくりと丁寧に動作を行う。
  • 息を止めない。
鍛え方
  • 懸垂バーを握り、肩幅よりも広い間隔で体を支えます。
  • 息を吐きながら、体を上へ引き上げます。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと体を元の位置に戻します。
  • 5回を3セット行います。
ポイント
  • フォームを意識して行いましょう。
  • 背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて行いましょう。
  • 体を引き上げる際に、勢いを使わずにゆっくりと動作しましょう。

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