イラストで分かりやすい筋肉図解

筋肉図解:首

胸鎖乳突筋のイラスト

胸鎖乳突筋-きょうさにゅうとつきん

胸鎖乳突筋とは、側頭部(耳の付け根あたり)から斜めに走行し、胸骨と鎖骨の内側に伸びる筋肉です。頭を前屈させる作用があります。この筋肉の下には脳に酸素や栄養を送る太い血管が多数あります。この筋肉がこる(硬くなる)と、脳と体をつないでいる重要な血管が圧迫され、疲労感やストレス、めまい、不眠、頭痛などを引き起こしてしまうことがあります。

ストレッチ方法
  • 椅子に座り、あるいは立ちます。
  • 片方の肩に反対側の手を軽く添えます。
  • 息を吐きながら、ゆっくりと頭をその肩の方へ傾けます。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと頭を元の位置に戻します。
  • 反対側も同様にストレッチします。
ポイント
  • 痛みを感じない程度の力で行う。
  • ゆっくりと丁寧に行う。
  • 呼吸を止めない。
鍛え方
  • タオルを両端を持ちます。
  • 片方の端を口にくわえ、もう片方の端を手で引っ張ります。
  • 息を吐きながら、ゆっくりと顔を上に引き上げます。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと顔を元の位置に戻します。
  • 10回を3セット行います。
ポイント
  • タオルで首を締めすぎないように注意する。
  • 息を吐きながら顔を上へ引き上げると、より効果的にトレーニングできます。
僧帽筋のイラスト

僧帽筋-そうぼうきん

僧帽筋は肩こりの症状を起こす主な原因として広く知られています。首から背中にかけておおっている大きな筋肉で腕、首を起こし、背筋をを伸ばす働きがあるので、疲労しやすい筋肉です。背中と肩と首にかけて広い範囲をカバーする筋肉なのですが、部位によって筋繊維の収縮の方向が異なります。

ストレッチ方法
  • 椅子に座ります。
  • 背筋を伸ばし、腕を大きく回します。
  • 前方、外側、後ろ、内側の順にゆっくりと腕を回します。
  • 10回を3セット行います。
ポイント
  • 肩甲骨を意識して動かす。
  • ゆっくりと丁寧に動作を行う。
  • 息を止めない。
鍛え方
  • 懸垂バーを握り、肩幅よりも広い間隔で体を支えます。
  • 息を吐きながら、体を上へ引き上げます。
  • 息を吸いながら、ゆっくりと体を元の位置に戻します。
  • 5回を3セット行います。
ポイント
  • フォームを意識して行いましょう。
  • 背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて行いましょう。
  • 体を引き上げる際に、勢いを使わずにゆっくりと動作しましょう。

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