「目的に合わせて選ぶ、グローブの世界」

パンチング・ボクシング・MMA・オープンフィンガー。
4種類のグローブの違いと正しい選び方を徹底解説。

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グローブの種類と用途

格闘技・打撃系スポーツのグローブは種類によって構造・パッドの厚さ・指の自由度がまったく異なります。目的に合わないグローブを選ぶと、練習効率が下がるだけでなくケガのリスクも高まります。まず4種類の基本を押さえましょう。

ボクシング・キックボクシングには打撃特化型を、MMA・グラップリングには組み技にも対応した指が自由なタイプを選ぶのが基本です。競技・用途・体重・予算の4軸で最適な一双を見つけましょう。

パンチンググローブ

ミット打ち・サンドバッグ向け。指全体が覆われた構造で打撃練習に特化。

ボクシンググローブ

スパーリング・試合向け。オンス(重さ)で保護力が変わる。

オープンフィンガーグローブ

指が出る構造。組み技・寝技・MMAで必須のグローブ。

パウンドグローブ(MMAグローブ)

打撃・組み技両対応。MMA練習の標準装備。

グローブ詳細解説

① 4種類の特徴比較

グローブの種類によって用途・指の自由度・パッドの厚みが大きく異なります。自分のメインとなる練習内容を軸に、最適な種類を選びましょう。複数の競技をまたぐ場合はMMAグローブが汎用性の面で有利です。

種類主な用途指の自由度パッド厚み向いている競技
パンチンググローブミット・サンドバッグ厚めボクシング・キックボクシング
ボクシンググローブスパーリング・試合最厚ボクシング・ムエタイ
オープンフィンガー組み技・寝技薄めMMA・グラップリング・柔術
MMAグローブ打撃+組み技中厚MMA・総合格闘技

② 素材の違い(本革 vs シンセティックレザー)

グローブの外装素材は大きく「本革(カウハイドレザーなど)」と「合成皮革(シンセティックレザー)」の2種類に分かれます。価格帯・耐久性・メンテナンス性が異なるため、練習頻度や予算に合わせて選びましょう。

  • ★本革:耐久性が高く使い込むほど手に馴染む。価格は高めだが長期使用向け。お手入れ(オイル・保革剤)が必要。
  • ★合成皮革:軽量でコスパが高く初心者向け。洗いやすく手入れが簡単。本革よりも消耗が早め。

週3回以上の練習なら本革、週1から2回程度なら合成皮革でも十分な耐久性があります。初心者は合成皮革でスタートし、競技・練習が本格化したタイミングで本革への移行を検討するのがおすすめです。

③ オンス(重さ)の選び方

ボクシンググローブのオンス(oz)はグローブ全体の重さを示し、数字が大きいほどパッドが厚く相手への衝撃が少なくなります。体重・用途によって適切なオンスが異なるため、下表を参考に選びましょう。

体重練習用・ミットスパーリング競技・試合
50kg以下8から10oz12oz8oz
50から65kg10から12oz14oz10oz
65から80kg12oz14から16oz10から12oz
80kg以上14oz16oz12oz

スパーリングでは相手を守るために練習・ミット打ちよりも重いオンスを選ぶのが基本ルールです。試合規定がある場合は規定オンスに従いましょう。

グローブ 人気ランキング

競技人口・販売データをもとに、特に需要が高いグローブ5種類をランキング形式で紹介します。どのグローブを選べばよいか迷ったときの参考にしてください。

1

ボクシンググローブ

最も汎用性が高く初心者から上級者まで対応。ミット・サンドバッグ・スパーリングすべてに使える万能型。

2

パンチンググローブ

サンドバッグ・ミット打ちで最も多く使われる。打撃特化設計でパッドが厚く手への負担が少ない。

3

MMAグローブ

総合格闘技の普及で急速に普及。打撃と組み技を一つでこなせる汎用性の高さが人気の理由。

4

オープンフィンガーグローブ

柔術・グラップリング人口の増加で需要増。指が自由に使えるため組み技・関節技の練習に必須。

5

スパーリンググローブ

専用スパーリング練習での使用率が高い。通常グローブより厚めのパッドでパートナーへの衝撃を軽減。

グローブ選び方ガイド

① パンチンググローブの選び方(目的別・サイズ別)

初心者向けサンドバッグミット打ち

パンチンググローブはサンドバッグやミット打ちに特化した設計です。指全体を覆うクローズドフィンガー構造で、手の甲・指関節・手首をしっかり保護します。ボクシング・キックボクシングを始めるなら最初の一双として最適です。

選び方のポイント

  • 体重・練習目的に合ったオンス(重さ)を選ぶ(目安:男性10から12oz、女性8から10oz)
  • 手のひらのフィット感を確認。ゆるすぎると拳がグローブ内で動きケガの原因になる
  • マジックテープ式よりレース式の方が締め付けを細かく調整できる
ハンドラップとのセット使用を推奨週3回以上なら本革素材を検討

② ボクシンググローブのオンス選び(体重・用途別)

スパーリング試合体重別

ボクシンググローブのオンスは体重・用途によって使い分けるのが基本です。ミット打ち用と、スパーリング用の2双を用途別に揃えるのが理想的。スパーリングでは相手を守るため練習用より重いオンスを使用しましょう。

オンス選びの基本ルール

  • ミット・サンドバッグ用:体重×0.15から0.2ozが目安(65kg→10から12oz)
  • スパーリング用:ミット用より2から4oz上のサイズを選ぶ
  • 試合規定がある場合は必ず規定オンスを確認して準備する
2双持ちが理想スパーは16oz推奨(体重80kg以上)

③ MMA・グラップリング向けグローブ選び

MMAグラップリング組み技

MMAグローブとオープンフィンガーグローブは「指の自由度」が最大の特徴です。打撃とともにクリンチ・テイクダウン・関節技が行えるよう設計されており、MMA・総合格闘技・グラップリング競技で必須の装備です。

選び方のポイント

  • MMAグローブ(4から6oz):打撃+組み技の両立。MMA練習・スパーリングに対応
  • オープンフィンガー(軽量):グラップリング・柔術・寝技専用。指関節の保護が主目的
  • サイズはS/M/L/XLなど手囲い(cm)で選ぶ。試着できる場合は必ず確認する
MMA競技規定を事前確認手首サポート付きがおすすめ

④ グローブの正しい手入れ・保管方法

メンテナンス長持ち

グローブは使用後の手入れ次第で寿命が大きく変わります。汗・臭い・カビを放置すると劣化が早まり、衛生面でも問題が生じます。練習後に必ずケアする習慣をつけましょう。

手入れの手順

  • 使用後すぐにグローブを逆さにして内部の湿気を逃がす
  • 消臭・除菌スプレーを内側に吹きかけてから陰干しで乾燥させる
  • 本革製は月1回程度、保革オイルを薄く塗って革のひび割れを防ぐ
  • 洗濯機使用不可(本革は特に厳禁)。手洗いの場合は中性洗剤で軽く拭き取る程度にする
グローブ専用消臭剤の使用を推奨乾燥機・直射日光NG

⑤ ハンドラップ・バンテージとの組み合わせ方

ケガ予防手首保護初心者必見

グローブだけでは手首・指関節・手の甲の保護が不十分です。グローブの下にハンドラップ(バンテージ)を巻くことで、打撃時の衝撃分散・手首の固定・骨折・捻挫の予防効果が得られます。格闘技を続けるなら必須のアイテムです。

ハンドラップの選び方と巻き方

  • 伸縮タイプ(メキシカンラップ):柔軟性があり初心者でも巻きやすい。最もポピュラー
  • 非伸縮タイプ:しっかり固定でき競技向き。慣れが必要
  • 基本の巻き順:手首→手の甲→各指の間→親指→手首でフィニッシュ
  • 長さ目安:男性4から4.5m、女性2.5から3.5m
グローブ着用前に必ず巻く毎回洗濯して清潔に保つ

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よくある質問(Q&A)

Q. 初心者はどのグローブを選べばいいですか?
A. ボクシングやキックボクシングを始めるならパンチンググローブまたはボクシンググローブの10から12ozがおすすめです。ミット打ち・サンドバッグ・軽いスパーリングまで対応でき、最初の一双として最適です。MMAや柔術を始めるならMMAグローブかオープンフィンガーグローブを選びましょう。
Q. ボクシングとキックボクシングでグローブは違いますか?
A. 基本的に同じグローブを使用できます。ただしキックボクシングでは脛・足甲の保護に脛当て(シンガード)が別途必要になります。スパーリングの有無・練習内容に合わせてオンスを選べばボクシングでもキックボクシングでも同じグローブで対応できます。
Q. オンスが大きいほど安全ですか?
A. スパーリングでは相手への衝撃が少なくなるため安全性が上がりますが、重くなる分疲れやすく動きにくくなります。ミット打ちやサンドバッグ練習では適正オンス(体重に合ったサイズ)を選ぶ方が効果的なトレーニングができます。重すぎるオンスは肩への負担増にもつながります。
Q. グローブの洗い方を教えてください。
A. 本革製は洗濯機・水洗い不可です。使用後は消臭スプレーを内側に吹きかけ、陰干しで乾燥させてください。合成皮革製は固く絞った布で表面を拭き取る程度にとどめましょう。内部の汗は逆さにして自然乾燥が基本です。乾燥機・直射日光は劣化を早めるため避けてください。
Q. MMAグローブでサンドバッグを叩いても大丈夫ですか?
A. 可能ですが、MMAグローブはパッドが薄い(4から6oz程度)ため、長時間・高強度のサンドバッグ打ちには向きません。拳・指関節への衝撃が大きくなるため、サンドバッグ専用ならパンチンググローブ(10から12oz以上)の使用を推奨します。週に数回の軽い打ち込みなら問題ありません。

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