格闘技のコアパワーを鍛えて
打撃・投げ技の威力を最大化する

体幹は格闘技のすべての動作の起点。腹直筋・腹斜筋・インナーマッスルを
鍛えることで打撃威力・バランス・耐打撃性が飛躍的に向上する。

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格闘技コアパワーの構造と役割

格闘技におけるコアパワーとは、腹直筋・腹横筋・腹斜筋・脊柱起立筋・多裂筋が連動して生み出す体幹の総合的な力です。パンチ・キック・投げなどあらゆる技術の「出力源」となります。

体幹が弱いと腕や脚の力だけで技を出すことになり、威力が大幅に低下します。強いコアを持つ選手は同じ体格でも技の破壊力が段違いです。

腹直筋

前面の体幹筋。パンチ・キック時の前屈動作に関与。打撃の威力と耐打撃性の基盤。

腹斜筋

体の回旋動作の主役。フック・回し蹴りなど回転技の威力を決定づける重要筋。

腹横筋

最深層のインナーマッスル。体幹の圧力(腹圧)を高め、すべての動作を安定させる。

脊柱起立筋

背骨の安定筋。組み合い・投げ技でのバランス保持と力の伝達に不可欠。

部位別詳細解説

① 腹斜筋:回転技の威力源

フック・アッパー・回し蹴りなどの回転技の威力は腹斜筋から生まれます。ツイストクランチ・ロシアンツイスト・ウッドチョップで効果的に鍛えられます。回転速度と力を同時に高めることが格闘技特有のコア強化のポイントです。

② 腹横筋:腹圧で全身を安定させる

プランク・デッドバグでインナーマッスルを活性化させます。打撃を受けた際の耐久性向上にも直結するため、格闘技選手にとって特に重要な筋肉です。

③ 動的コアトレーニング

格闘技のコアトレーニングは静的保持(プランク)だけでなく、動的な回旋・屈曲・伸展を組み合わせたトレーニングが効果的です。メディシンボール投げ・アブローラーなどが格闘技のコアに直結します。

コアパワートレーニング 人気ランキング

1

プランク

体幹全体を静的に強化。格闘技の基礎体幹を作る最重要種目。

2

アブローラー

腹直筋・体幹全体に強烈な負荷。格闘技の打撃威力向上に直結。

3

ロシアンツイスト

腹斜筋・体の回旋力を鍛える。フック・回し蹴りの威力に直結。

4

サンドバッグ打ち込み

実際の打撃動作でコアを鍛える実戦的トレーニング。

5

バーピー

全身体幹と心肺機能を同時強化。格闘技の試合体力を作る。

おすすめトレーニング種目

① プランク(格闘技バリエーション)

腹横筋体幹全体耐打撃性

基本プランクに加え、格闘技向けにプランクパンチ(プランク姿勢から交互にパンチを繰り出す)を取り入れる。体幹安定性と打撃動作を同時に鍛える。

効かせ方のコツ

  • 体を一枚板に保ちながら、片手を床から離してパンチを繰り出す
  • 腰が左右に揺れないよう体幹を強く締める
  • 呼吸を止めず、吐く息に合わせてパンチを打つ
3セット30から60秒休憩:30秒

② ロシアンツイスト

腹斜筋回転力フック強化

上体を後ろに倒した状態で左右に体を回旋させる種目。腹斜筋の回転力を高め、フック・回し蹴りなどの回転技の威力を向上させる。

効かせ方のコツ

  • 足を浮かせると負荷が高まる(難しければ床についてもOK)
  • 上体をしっかり回旋し、腹斜筋の収縮を感じる
  • ダンベルを持って行うと負荷アップ
3セット20から30回休憩:45秒

③ アブローラー

腹直筋体幹全体打撃威力

ローラーを前に転がして体を伸ばす高強度腹筋種目。格闘技選手が体幹を強化するための定番トレーニング器具。

効かせ方のコツ

  • 膝つきから始め、徐々に立ちコロに移行する
  • 伸ばす時も体幹を緊張させ、腰が落ちないようにする
  • 引き戻す時に腹筋を強く収縮させる
3セット8から15回休憩:60秒

④ サンドバッグ打ち込み

実戦体幹腹斜筋全身連動

実際の打撃動作でコアパワーを鍛える最も実戦的な種目。腰の回転・体重移動を通じて体幹と打撃技術を同時に向上させる。

効かせ方のコツ

  • 腕だけでなく、腰の回転・地面からの力の伝達を意識する
  • 1分インターバル形式(打ち込み1分・休憩1分)で行う
  • コンビネーションを決めて正確な技術で繰り返す
3から5ラウンド各1から2分休憩:1分

⑤ バーピー

全身体幹心肺機能試合体力

スクワット・プッシュアップ・ジャンプを組み合わせた全身運動。格闘技の試合体力と体幹の持久力を同時に鍛える。

効かせ方のコツ

  • プッシュアップの際に腰が下がらないよう体幹を締める
  • ジャンプ時に手を上に伸ばすと全身を効率よく使える
  • 10から15回を1セットとしてインターバルトレーニングに組み込む
3から5セット10から15回休憩:60秒

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よくある質問(Q&A)

Q. 格闘技でコア(体幹)を鍛えるとどう変わりますか?
A. 打撃の威力・スピード・バランスが向上します。また打撃を受けた時の耐久性(腹筋によるガード効果)も高まります。体幹は格闘技のあらゆる技術の土台となるため、技術練習と並行して継続的に強化することが重要です。
Q. 腹筋を鍛えることで打撃への耐久性は上がりますか?
A. はい。腹直筋・腹横筋が発達することで、打撃を受けた際の衝撃吸収能力が向上します。ただしボディへの打撃耐性は筋肉だけでなく、正しいフォームで息を吐きながら衝撃を受ける技術も重要です。
Q. コアトレーニングは練習の前後どちらに行うのがいいですか?
A. 高強度のコアトレ(アブローラー・バーピー)は練習後に行うことをおすすめします。練習前にコアを疲弊させると、技術練習の質が低下するためです。軽いコアアクティベーション(プランク・デッドバグ)はウォームアップとして練習前に取り入れると効果的です。
Q. プランクは何秒から始めればいいですか?
A. 初心者は20から30秒から始めましょう。フォームが崩れたら即終了し、少しずつ時間を延ばします。格闘技選手は最終的に2から3分を目標にすると実戦的な体幹持久力が身につきます。
Q. シャドーダンベルを使った練習は効果がありますか?
A. 効果的です。通常のシャドーボクシングより腕・肩・体幹への負荷が増し、打撃動作に特化した筋力向上が期待できます。ただし重すぎるとフォームが崩れるため、500gから1kg程度の軽いものから始めましょう。

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