イラストで分かりやすい筋肉図解:首

胸鎖乳突筋

 胸鎖乳突筋-きょうさにゅうとつきん


 胸鎖乳突筋とは、側頭部(耳の付け根あたり)から斜めに走行し、胸骨と鎖骨の内側に付着し、頭を前屈させる作用があります。この筋肉の下には脳に酸素や栄養を送る太い血管が多数あります。この筋肉がこる(硬くなる)と、脳と体をつないでいる重要な血管が圧迫され、疲労感やストレス、めまい、不眠、頭痛などを引き起こしてしまうことがあります。


僧帽筋

 僧帽筋-そうぼうきん


 僧帽筋は肩こりの症状を起こす主な原因として広く知られています。 首から背中にかけておおっている大きな筋肉で腕、首を起こし、背筋をを伸ばす働きがあるので、疲労しやすい筋肉です。 背中と肩と首にかけて広い範囲をカバーする筋肉なのですが、部位によって筋繊維の収縮の方向が異なります。